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高血圧の原因には、肥満や遺伝、精神的・肉体的ストレスなどがありますが、食塩の摂り過ぎによる影響も大きく、減塩することによって血圧が改善されることもあります。
細胞の内部にはナトリウム、外部にはカリウムが多く存在し、その濃度は一定に保たれています。しかし、ナトリウムを多く摂取することが続くと、細胞内のナトリウム濃度が高まり、水が取り込まれて血管壁に浮腫が起こり、血管内部が狭くなって血圧が上昇します。また、血液中にも水分が引き込まれて循環血液量が増加し、血圧が上昇します。
高血圧には自覚症状がないために放置されやすい病気ですが、高血圧の状態が続くと、心臓、腎臓、脳血管などの障害が起こり、合併症を引き起こします。
1 食塩の量が多いと素材独自の持ち味が損なわれてしまいます。旬の食材を摂り入れ、風味を生かすためにも減塩をしましょう。
2 調味料は計量しましょう。減塩しょうゆや減塩味噌を使っても、自分の味覚に頼った味付けではいつもの濃い味になってしまいます。また、調味料は食品にかけるより、小皿にとってつける方が食塩の摂取量が少なくなります。
3 レモン、ゆず、すだちの酸味を利かせましょう。
4 三つ葉、しそ、しょうがなどの香味野菜の味でアクセントをつけましょう。
5 香辛料を利用しましょう。
6 アーモンドやクルミ、ピーナッツ、ゴマの風味を生かしましょう。
7 ダシの風味を利用しましょう。昆布、かつお節、干し椎茸のだしはほとんど塩分がありません。
8 油でコクを出しましょう。油というと揚げ物や炒め物と考えがちですが、煮物、汁物の仕上げに ひとたらし するのもよいでしょう。
9 肉や魚、野菜などに軽く焼き目をつけて、香ばしさを味わいましょう。
10 どれも薄味だと満足感がないので、塩分を一品に集中して使うとよいでしょう。
そば
高血圧は、動脈硬化によって血管の弾力性が低下し、血管の内腔が狭くなったことから生じます。この血管の老化を止めるのが、そばに含まれるルチンです。
この他にそばにはコレステロールをさげるナイアシン、食物繊維も多く含まれます。ただし、これらの成分は水に溶けやすい性質なので、そばを茹でるとお湯に溶け出してしまいます。
茹でて食べる時は、茹で汁を捨てずに調理に使ったり、そば茶やそばがきとして摂り入れるとよいでしょう。