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健康ニュースレター

6月の食養生

梅雨に入る6月は、食欲の波が出やすく、体が重く感じやすい時期です。食事を整えるときは、消化にやさしいこと、冷やしすぎないこと、季節の食材を使うことがポイントになります。毎日の食卓で、無理のない養生を続けましょう。



6月の食べ方のコツ

6月は、二十四節気では芒種・夏至という時期です。この季節は雨が多く、また湿度が高く、体の中にも湿気が溜まりやすいです。梅雨に入り、食欲の波が出やすく、体が重く感じやすい時期です。 「脾」は消化器官と深く関連する臓器で、脾が弱ると消化吸収の能力が衰えます。お腹が張ったり、下痢などの症状も体内の水分が滞るために起こしやすくなります。 食欲がないときほど、食事を抜かず、少量でも栄養のあるものを選びましょう。そうめんだけで済ませず、卵、鶏肉、豆腐、野菜などを組み合わせると、栄養の偏りを防ぎやすくなります。香味野菜(しょうが、みょうが、大葉など)や酸味を使うと、食べやすさも上がります。

おすすめ食材① きゅうり

6月のおすすめ食材①「きゅうり」をご紹介します。 きゅうりは「寒性」で気を降ろす作用があり、身体の熱を冷ます作用があります。そのため、身体の熱がこもりやすい夏やのぼせやすい人に向いています。 きゅうりにはカリウムが多く含まれており、利尿作用やむくみを取り、ナトリウムの排泄を促して血圧を下げる作用があります。 また、きゅうりなどのウリ科の野菜に含まれるククルビタシンは、胃液や唾液の分泌を促し、食欲を増進させます。余分な湿の排出を促して、高温多湿なこの時期を快適に過ごしましょう。 浅漬けや和え物、スープに加えても楽しめます。


おすすめ食材② いんげん

6月のおすすめ食材②「いんげん」をご紹介します。 いんげんは彩りがよく、和え物、炒め物、煮物など幅広く使える万能野菜です。「脾」と「腎」の働きを助け、消化機能を高める効果があります。 食物繊維も豊富で、腸内環境を整えるのにも役立ちます。たんぱく質、ビタミンB群、カリウム、鉄分などをバランスよく含み、夏バテ予防にも効果的です。 そら豆と同様に、ビタミンB1、ビタミンB2が含まれており、糖やタンパク質のエネルギー代謝を助け、疲労回復にもよいといわれています。 肉や卵と合わせると、食べごたえのある一皿になります。作り置きしやすいので、忙しい時期の副菜にも向いています。ごま和えや胡麻味噌和えがおすすめです。